BLUE FOR JAPAN は、現在準備中です。

施設の児童就労支援を、私たちの手で

日本では約3万人の児童が、親の虐待や経済的理由により児童養護施設で暮らしています。

そこで育った児童の多くは18歳で施設を出て就職します。しかし、生まれ育った環境から対人関係をうまく築けなかったり、自己肯定感を持てないがゆえに社会に出て働くための意欲や自信が低い児童が少なくありません。

せっかく就職しても職場で働き続ける自信を持つことができず、そのまま退職してしまうことも多く、その後は再就職や住居の確保ができないまま、困難な生活に陥ってしまうのが現状です。

そんな児童たちが社会人として生活していくために必要なことは、就職に繋がる「スキル」と、社会で活躍するための「自信」のふたつです。

震災以来「特定非営利活動法人BLUE FOR JAPAN」は児童養護施設の支援活動をしてきました。そこでわかったことは、単に寄付をしたり物品を提供するだけでは本当の支援にはならないということです。

子供たちが「スキル」と「自信」を培う機会を私たち大人がつくりだして提供していくことが、生涯をとおしての「支援」に繋がることに気がつきました。

もしプログラミングに興味をもっている児童がいれば、5日間のITキャンプ生活を経験できるチャンスを与えられないだろうか。そうすれば彼女は「スキル」と「自信」をもって、将来社会で活躍できる可能性が高まるのではないだろうか。

そんな思いを周りに伝えたところ沢山の方に賛同していただき、BLUE FOR JAPANとFUMIKODAで、このプロジェクトを立ち上げることになりました。


日本の宝である子どもたちが「スキル」と「自信」を培う機会を生み出すために、お力添えいただけると幸甚です。

NPO BLUE FOR JAPAN 代表 土屋 多加史

FUMIKODA 代表 幸田 フミ

チャリティーオークション開催実績

児童養護施設の児童の就労支援のために2018年に開催したチャリティーオークションでは、約120名の方々にご来場いただきました。

多くの著名人や経営者の皆様にオークション入札用のアイテムをご出品いただき、総額120万円以上の寄付金が集まりました。

その寄付金で、プログラミングスクール「Life is Tech!」が主催するITキャンプに、女子11名を含む計13名の児童養護施設の児童達を参加させることができ、全員がパソコンスキルと自信を身につけることができました。主催者一同感謝しております。